2017年10月3日火曜日

スタッフレポート

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821日、22日、23日と社長、北川工場長、お得意先の重役、計4人で富士山へ登山研修へ行ってきました。

初日は10時半の新幹線に乗り、山中湖の宿泊先へ到着したのが17時ごろ、そこで20時まで体を休めておくようにとの指示がありました。

装備品のチェックを念入りに行った後、少しでも体を休めようと横になっても、気持ちが高ぶっている為寝つけません。

工場長とは二人部屋だったので、富士登山についていろいろ話をしました。

正直この時点では、日頃現場で鍛えている私にとっては、普段の作業よりも多少しんどい程度だろうという、根拠のない自信がありました。

20時になりロビーで合流し、社長の運転する車で出発しました。

やはり皆寝付けなかったみたいでした。

これから富士山に登るという思いが微塵も眠気を感じさせず、車内では異様な高揚感が漂っていたように感じました。

途中、食事をとるために近くのラーメン屋へ寄り、その後電池等の装備品や水分を購入し、いよいよ富士山の麓に到着です。そこからタクシーに乗り換え5号目まで移動なのですが、霧が濃く小雨が降り、また山の上の方では雷が光っています。

「最悪なコンディションだ」と社長がこぼしました。落雷の可能性がある為、途中で断念す事も考慮する必要があると。

全員が、ここまできて登頂出来ないのは本当に悔しいという思いでした。

しかし、5号目の登山口に到着しタクシーから降りたら、そこには霧や雨は消え去っていました。そして真っ暗な暗闇と冷たい空気、かすかに明る施設の照明。

ここが富士山か。気持ち空気が薄いような。上の方に山小屋と思われる灯がかすかに見える。あそこならすぐに着きそうだな。

そんな思いを巡らせていると、社長が「行こうか」と歩き出しました。

慌ててすぐ後ろをついて行きました。

ちょっとペース早くないですか?と心の中で呟きながらも、今回の登山は俺と工場長にとっては試練なんだと覚悟を決めている為、ぴったりと社長のすぐ後ろを歩き、視線は常に社長の踵だけを見据え、無心でひたすら前に進みました。

2話に続く

業務部 菊池一彦