5月21日に、登山家の栗城史多さんがエベレスト登頂中に亡くなりました。
(速報では低体温症との報道でしたが、7,400mから下山中に滑落し、頭や全身を強く打ったことが原因で、帰らぬ人となりました)
私が彼を知ったのは、8年くらい前のテレビ番組でした。
彼はエベレストを単独無酸素登頂している様子をライブ配信するという、誰もしていない事にチャレンジしていました。
その番組を見た私は、「無謀というか変わったことをする人だな?」と思いました。
その番組を見た後に、本屋で彼の本があったので買って読んだところ、彼の魅力と人間性に魅せられ、そこから彼のファンになりました。
私は登山のことが詳しい訳ではありませんが、彼の登山家と行動力と、凍傷により指先を9本も失っても、明るく前向きに生きエベレスト登頂を諦めることのない情熱。
何より本に書かれていた、「苦しい時や、上手くいかない時には、ありがとうと声に出す」という生き方に感銘を受けてファンになりました。
本当に残念です。
心からご冥福をお祈りいたします。
本社工場 北川貴伸