幸い後々の生活に支障をきたすようなものではありませんでした。
倉橋工場では、私が入社するずっと以前から15年以上に亘って労働災害が発生していませんでしたが、残念ながらその記録が途絶えてしまいました。
残念なことであり、ケガをした従業員にとっては不幸なことではありますが、私を含め従業員の安全に対する意識付けをするにはまたとない絶好の機会になりました。
正直、15年以上労災がなかったということで、工場内に「緩み」のようなものを感じていましたし、私自身も危険性が潜んでいる作業を、経費節約を言い訳に「仕方ない」と対策を怠っていたところもあります。
それらを見直し、行動をおこす切欠にして、この災害を無駄にしないようにしなければいけません。
今回の災害が、「どうしてこの仕事をしているときにこんなケガを?」というぐらい偶発的なものであったことも良い教訓をもたらしてくれたと思っています。
つまり事務所を一歩外に出れば、例え歩いて移動しているだけであろうが、いつどこでどんな災害が起こるかわからないということです。「ここで作業してるときは大丈夫だろう」、「この作業でケガをするわけがない」という勝手な判断はNGです。
一からのスタートになりますが、無事故無災害の日数を着実に積み重ねていきたいと思います。
倉橋工場 石津