2018年11月14日水曜日

スタッフレポート

日本でも「脱プラ」の動きが出てきました。

「ピンチはチャンス」という言葉がありますが、この「脱プラ」の動きを商機と捉えて新素材の開発も活発になっているようです。

新聞では、微生物によって分解される生分解性プラスチックや石灰石を主原料にした新素材などが紹介してありました。
 
私は15年ぐらい前に、生分解性プラスチックのマルチ(雑草を抑えるために畑の畝を覆うシート)を農場で試験的に使ったことがありますが、いつまで経ってもほとんど分解されている気配がなく、畑を耕すたびにマルチの残骸が掘り返されていたのを記憶しています。
 
15年の間に格段に技術が進歩していることと思いますが、生分解性の素材も100%天然物質由来で100%分解(無毒化)されるわけではないでしょうから、「生分解性の素材でできているから」といってむやみに自然界に投棄、埋設されて、結果的に別の環境問題を引き起こすようなことがないようにしなければいけません。

ちなみに、新聞では生分解性のストローが紹介されていましたが、「そもそもストローって必要?」と思うのは私だけでしょうか・・・?

倉橋工場 石津