2018年12月19日水曜日

スタッフレポート

皆さんは「電気ブラン」という銘柄の酒をご存知でしょうか。

電気ブランとは明治時代に流行ったブランデーが主に入ったカクテルで、アルコール度数も30度から45度と非常に強い酒です。香草も入っていて、味は僕の感覚だとブランデーというより養命酒のような味がします。

明治時代頃から人気があったらしく、芥川龍之介や太宰治が自身の小説に登場させた事もあります。最近では森見登美彦という小説家がよく作品に登場させています。(僕はこの人の小説で電気ブランを知りしました。)

当時は「電気」という言葉そのものが最先端の洒落た表現とされていたそうで、庶民が毎日飲むような物ではなかったのではないかと僕自身は感じます。
 
前置きが長くなったのですが、その電気ブランを製作販売している合同清精株式会社が電気ブラン125周年記念として記念ボトルを販売しました。

僕はこのニュースを、朝現場へ行く途中、RCCの「本名正憲のおはようラジオ」で知りました。

その日の内にネットで注文したのですが、限定販売商品の為、まだ届いていません。
 
発売当時の味を再現したと謳っているので、明治の人々に人気が出た味がどんな物か今から楽しみです。

飲み過ぎないように気を付けながら味わいたいと思います。
 
業務部 森川