毎年この時期は、積雪や道路凍結等で月に一、二回は現場のスケジュールが変わり、朝から事務所で配車の組み直しやお客様への電話連絡で大変だったのですが、今年は本当に暖かく、昼間は作業服の下に半袖でも汗をかくほどです。
現場の人間としては凍えながら作業をしなくて済む為、ありがたいのですが、環境の面からみたら良いことではないのだろうと思います。
ニュースによると、1月の同じ時期に北米では氷点下53.9度。その一方南半球のオーストラリアでは46.6度を記録したと報じています。
このような状況に警鐘を鳴らす人々は本当にわすかで、そしてメディアによる報道も一部取り上げる程度では、一般の人々に危機感を持ってもらうのは本当に難しい事なのだろうと感じます。
私自身、環境力道場での経験がなければ、全く気にもしていなかっただろうと感じます。
又、ここまで進行している段階で果たして歯止めがかかるのか、人々が気づいた時にはもう取り返しのつかないところまで進んでいるのではないかという不安もあります。
一度便利な事や楽をした時、なかなか元の不便な生活にはもどりたくはないと多くの人が思います。
しかし、自分達の子供やその次の世代の事を考えた時に、その考えは自分本位だと気づくのではないでしょうか。
言うのは簡単ですが、実行するのは本当に難しいと思います。道場で得た知識を家族に伝え、微々たる事でも実行していく事しかできる事はないのだろうと思います。
業務部 菊池